お問い合わせから納品まで:スキンケア製品づくりにはどのくらいの期間がかかるのか?
お問い合わせ、サンプリングから生産、納品まで、スキンケア製品の開発スケジュールを段階ごとに解説します。各ゲートで決めるべきことと、ローンチ日が遅れやすいポイントをご紹介します。

目次
「スキンケア製品をつくるには、どのくらいの期間がかかりますか?」これは、ブランドの創業者がメーカーに最初に尋ねることの多い質問です。正直にお答えすると、工場だけでなく、お客様ご自身の判断にも同じくらい左右されます。開発と生産は見通しの立つペースで進みますが、スケジュールが遅れやすいのは、サンプリング、パッケージング、ラベルの承認、市場ごとの書類手続き、輸送です。
本ガイドでは、化粧品の製品開発スケジュールを段階ごとに整理し、ローンチ日から逆算して計画できるよう解説します。
スキンケア製品づくりにかかる期間は?6つの段階
一般的なOEM/ODMプロジェクトは、Hansolbioの6ステップのプロセスと同じ、次の6つの段階で進みます。
- お問い合わせ:コンセプト、販売チャネル、数量をお知らせいただきます。
- サンプリング:候補となるフォーミュラを試していただきます。
- 開発:フォーミュラを調整、または新たに開発します。
- 承認:フォーミュラ、パッケージング、前金のお支払いを確定します。
- 生産:製造と、品質確認を経た出荷判定を行います。
- 納品:お客様のフォワーダーへ製品を引き渡し、市場参入へと進みます。
Hansolbioでは、開発には通常1〜2週間(カスタムフォーミュラの場合は最大3週間かかることがあります)、生産にはフォーミュラの承認、パッケージングの確定、前金のお支払い後、通常6〜10週間かかります。合計すると、開発開始から製品の出荷準備が整うまでの工場側の期間は、通常7〜13週間ほど、つまりおおよそ2〜3か月です。
この期間には、サンプリングのラウンド、お客様ご自身の検討期間、カスタムパッケージングや加飾の調達、訴求を裏付ける試験、輸送、各市場での登録手続きは含まれていません。工場のリードタイムと実際のローンチ日との差を生むのは、こうした項目です。
段階1〜2:お問い合わせとサンプリング
Hansolbioでは、ご希望のフォーミュレーション、販売チャネル、目標数量をお伺いしています。ターゲット市場、小売価格、必ず取り入れたい成分や訴求もお知らせいただくと、検討に役立ちます。
サンプリングには決まった期間がありません。サンプリングのラウンド数と、お客様からフィードバックをいただくまでのスピードによって変わります。Hansolbioでは、サンプルを製品ページから直接ご依頼いただけます。1回のご注文には、R&Dサンプルボトル(10〜20 g)入りのフォーミュレーションを最大5点まで含めることができます。1回のラウンドで複数の候補を並べて試すと、通常は時間の節約になります。
段階3:開発
既存フォーミュラの場合、開発では成分、香り、カラー、テクスチャーを調整することがあります。カスタムフォーミュラの場合は、お客様のコンセプトを軸に製品をつくり上げます。Hansolbioによると、開発には通常1〜2週間、カスタムフォーミュラの場合は最大3週間かかることがあります。この期間を活用してラベルのアートワークの制作指示をまとめ、パッケージングの候補を絞り込んでおけば、次のゲートでデザインデータを待たずに済みます。
段階4:承認(生産期間の起点となるゲート)
生産リードタイムは、最初のメールからではなく、承認の時点から数えます。Hansolbioでは、次の3つが揃った時点で生産期間が始まります。
- フォーミュラの承認
- パッケージングの確定
- 前金のお支払い
承認はお客様の手に委ねられているため、この段階では数日のつもりが、気づけば数週間になってしまうことがあります。最終承認の前に、フォーミュラ、パッケージングと加飾、ラベルとカートンのアートワーク、発注数量を確認しましょう。化粧品製造のリードタイムやプライベートラベルのスキンケア製品のリードタイムをサプライヤー間で比較する際は、それぞれがどの時点から期間を数えているかを確認してください。
段階5:生産
生産は、承認ゲートの後、通常6〜10週間かかります。社内の品質管理では、原料の受入検査、工程内検査、完成品の出荷判定までを行います。生産後、HansolbioはCOA(試験成績書)、MSDS、CFS(自由販売証明書)、全成分リスト、その他の輸出書類をご提供できます。フォワーダーと輸入者がどの書類を必要とするかは、早めに確認しておきましょう。
段階6:納品と市場参入
Hansolbioは航空便、船便、クーリエで出荷しており、標準のインコタームズはEXW(工場渡し)です。EXWでは、売主は通常、自社の施設で物品を引き渡せる状態にし、買主がその時点から輸送を手配してリスクを負担します。また、インコタームズ2020では、輸出通関も買主の義務とされています。生産が終わる前にフォワーダーを手配し、輸送期間の見積もりを依頼しましょう。
市場ごとの書類手続きには、それぞれ独自のタイミングがあります。
- EU:EU域内に拠点を置く責任者が、無料のCPNPを通じて、製品を市場に出す前に届け出ます。EU域内では、加盟国ごとに改めて届け出る必要はありません。
- グレートブリテン:英国に拠点を置く責任者が、製品をグレートブリテン市場に出す前に、SCPNを通じて届け出ます。
- カナダ:製造業者と輸入業者は、化粧品を初めて販売してから10日以内にカナダ保健省へ届け出る必要があります。
- 米国:MoCRA(化粧品規制近代化法)のもとでは、一定の小規模事業者に対する適用除外などに該当しない限り、責任者は市販する各化粧品を米国食品医薬品局(FDA)にリスティングする必要があります。
規制は変わることがあるため、各市場の最新の要件は、当局または薬事コンサルタントに確認してください。Hansolbioのチームは、FDA、PMDA、CPNPの要件を含め、71か国以上での市場参入をサポートしています。
並行して進めること(そして遅れの原因になること)
次の作業は、開発と並行して始めましょう。
- 商標。調査と出願は早めに行いましょう。USPTO(米国特許商標庁)の発表によると、2026会計年度上半期における最初の審査通知までの期間は4.45か月、審査全体の処理期間は10.03か月でした。
- ラベルのアートワーク。Hansolbioと初めてお取引いただくパートナーには、輸出対応ラベルの無料ドラフトをご提供しています。各市場に合わせて調整できるベースラベルです。
- 薬事の準備(責任者の選任など)。
- バーコードとコンテンツ:製品写真、コピー、マーケットプレイスの設定。
スケジュールが延びる原因として特に多いのは、次の項目です。
- カスタムパッケージングと加飾。カスタムカラー、印刷、新規金型によって、MOQが上がり、リードタイムが長くなる場合があります。詳しくはカスタムパッケージングと加飾をご覧ください。
- お客様ご自身のパッケージング:Hansolbioでは、適合性と生産適性の評価を経たうえでお受けしています。
- 訴求を裏付ける試験。安定性試験に加え、訴求に応じて必要となる効能評価試験や臨床試験は、ローンチ日を確定する前にスケジュールを組んでおく必要があります。また、訴求によっては規制上の区分が変わるものもあります。米国では、日焼け止めは一般用医薬品(OTC医薬品)として規制されています。
- 危険物。アルコールベースのフレグランスやエアゾール製品など、一部の化粧品は航空輸送において危険物に分類される場合があります。IATAの危険物規則(DGR)では、正しく分類する責任は荷送人にあるとされているため、早めにフォワーダーに相談しましょう。
逆算スケジュールの例
たとえば、ローンチイベントの日程が決まっていて、既存フォーミュラを使い、ヒーロー製品となるセラム1品を標準パッケージングで発売するケースを考えてみましょう。逆算すると、次のようになります(あくまで例示であり、スケジュールを約束するものではありません)。
- ローンチ日:在庫の受け入れと商品掲載のための余裕期間を差し引きます。
- 輸送と通関:フォワーダーから提示された所要期間を当てはめます。
- 生産:Hansolbioの一般的な期間の上限である10週間を見込みます。
- 承認:最終承認と前金のお支払いに必要な日数を見込みます。
- 開発:一般的な期間(1〜2週間)の上限である2週間を見込みます。
- サンプリング:サンプルの配送期間に、フィードバックのラウンドにかかる期間を加えます。
こうして導き出された日付が、お問い合わせを送るべき期限です。その日がすでに過ぎている場合は、承認を急ぐのではなく、プロジェクトをシンプルにしましょう。
よくあるご質問
ローンチまでの最短ルートは何ですか?
Hansolbioは、既存フォーミュラサービスをローンチまでの最短ルートと位置づけています。フォーミュレーションライブラリからフォーミュラを選び、そのページに表示されている対応パッケージングと組み合わせれば、いくつもの判断を一度に済ませることができます。
MOQが低いと、リードタイムは変わりますか?
お見積もりを依頼する際に、ご希望のフォーミュラとパッケージングでのリードタイムをご確認ください。HansolbioのMOQ 1,000プログラムは、対象となるフォーミュラとパッケージングの組み合わせをより少ない最小発注数量でご提供し、ブランドがより速く、より少ない投資でローンチできるよう支援します。数量にかかわらず、未決定の事項こそが、スケジュールの中でお客様ご自身がコントロールできる部分です。数量がコストにどう影響するかについては、MOQ解説をご覧ください。
商標と薬事の作業は、いつ始めるべきですか?
アートワークが確定する前の、コンセプトの段階です。既存の商標との混同のおそれは登録拒絶の最も一般的な理由であるため、USPTOは出願前のクリアランス調査を推奨しています。薬事の準備は、開発と並行して進めましょう。
まとめ
スキンケア製品の開発スケジュールを左右するのは、工場のスピードよりも、どれだけ早く判断できるかです。ローンチ日から逆算して計画し、承認前にフォーミュラとパッケージングを確定させ、商標、ラベル、薬事の作業は並行して進めましょう。そのうえで、再発注も計画しておきましょう。次のロットが届くまでには、改めて生産サイクル1回分と輸送期間がかかるためです。
Hansolbioとともにローンチを計画しましょう
Hansolbioは開発と生産の一般的な所要期間を公開しているため、明確な起点からローンチを計画できます。
ご希望のフォーミュレーション、販売チャネル、目標数量をお聞かせください。生産までの明確な道筋をご提案いたします。初めてお取引いただくパートナーには、輸出対応ラベルの無料ドラフトとローンチ準備チェックリストもご提供しています。


